みさこの部屋

気仙沼滞在記2

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気仙沼滞在記2

10月17日(水)
自転車を借りて、気仙沼散策!

こちらに来て初めての小雨。
バスは1時間に1本。
行動範囲を考えると、
やはり自転車ははずせない!
大丈夫。雨はきっとやむはず😊

カッパを来て、いざ出発🚲

まずはフェリー乗り場へ。
自転車ごと乗船し、大島へ。

到着後、一番に目についた場所。

島の保育所かな?と思いましたが、
普通の民家だよ…とのこと。

確かに島に点在する家屋は、
敷地面積も広く、立派な家ばかりです。

ちょっと登ってみると、
お家から男性が出てこられたので、
挨拶をしてお話を伺いました。

「この辺りも全部津波にやられた。
まだ工事はずっとつづく。
いつ終わるのか。
いつかは終わるだろうけど、
元には戻らない。」

「島には老人が残ってる。
家から出ても何もないから、
みんな家にいるんじゃないか。」

津波後、橋がかかり、
フェリーはもうすぐなくなるそうです。
橋がかかるのは、50年前から島民の願いでもあり、
今回の津波がきっかけで、
橋の建築に着手されたそうです。

「船会社は困るけど、仕方ない。
自分も定年まで、
あの船に乗ってたからな。」
と話されていました。

高台から見渡す静かな海と、
工事中のまちを見ながら、
ゆっくりと語ってくださりました。

さて、そろそろ雨がやみました⛅。

そこを出て走っていると観光案内所があり、
地図をいただきお話を伺うと、
鹿やイノシシ、熊も発見されているので、
気を付けて!とのこと。

少し走ってみると、
やはり周囲は山だらけ。
海にさしかかった辺りで島民と出会い、
またまた立ち話😊

明るく面白いお母さんでした。

「熊がでるから危ないよ。
鹿がバーンと来たら大変だから、
あんまり一人でうろうろしない方がいいよ。」
と心配してくださり、
ここは素直に危険回避。

引き返してフェリー乗り場へ。

定年退職後に仲間と日本中を回っているという、
横浜から来られた、ダンディ4人組との出会い😊

フェリー乗船中に楽しくお話😄
人生楽しく、かっこいい生き方だなぁ🎵

フェリーを降りたら
お米屋さんで「おこわ」を買い、
走ります🚲

漁港の近くには「さかなやさん」。
のぞいてみると
新鮮な魚が並んでいます。
とれたて、ピチピチ🐟
うー美味しそう😊

横には渡辺謙さんのお店「K-port 」。
中をのぞいてみました😊
数日前に、謙さんは来られたそうな😄

そこからまたさらに少し走ると「海の市」。
1階にある「氷の水族館」は、
-20度体験ができます。
寒がりだけど、ここは挑戦!

さむっ💦
魚だらけ😄

案内役のお姉さんが、
とてもかわいい🌼
もちろんお話をしましたよ😊

2階に上がると「シャークミュージアム」。
ここは、「海と生きる町」の
今と未来を体感できる場所。

「震災の記憶」「絆」「海と生きる」をテーマに、
写真の展示や、映像、
ヘッドホンで体験談を聞くことができるスペースなど、
あの日の様子、
あの日の光景、
そして未来を、
感じることができます。

館内も市内も国道にも、
ここまで浸水したという浸水標示があります。

そこに立ち、目を閉じる…。

気仙沼市や南三陸町で、
最も高い水位の痕跡は、
20メートルを超えていたとのこと。

7年経った今、
自分に何ができるのだろうか…と
考えていましたが、
来て、見たことに、
意味があったと感じます。

漁港には沢山の船。
賑やかな雰囲気に、
気持ちが元気になりました。

つづく