みさこの部屋

スピリチュアルケア

NPO法人 対人援助・スピリチュアルケア研究会の学術研究大会
「スピリチュアルケア(生きる意味への援助)は日常にある!」
が本日、富山市で開催され、参加して参りました。

スピリチュアルケアとは、
スピリチュアルペインをケアすること。

スピリチュアルペインとは、
自己の存在と意味の消滅から生じる苦痛。
(無意味、無価値、孤独、空虚)

ケアとは、その苦痛を和らげ、軽くし、なくすこと。

私たち対人援助者は、
患者や利用者の心に寄り添い、
傾聴し、受容することが大切だ…
ということはおそらくみんな口にしていることだと思います。

しかし、援助的コミュニケーション(傾聴)の原理や、意味を理解し、
臨床の場面でできているかというと、
とても難しいのが現実です。

昨年、スピリチュアルケア研究会の研修に参加し、
村田久行先生から、対人援助の概念や理論、
傾聴についてご指導を受けましたが、
その難しさや奥深さを考えさせられ、
勿論今も現場で、難しさを日々感じながらケアしています。

身体が不自由になり、自分では思うように動けない…
言葉を思うように発することが
できず、
伝わらないもどかしさや悔しさを抱えている…
認知症状による不安、不信、恐怖、理解されない悲しみ…
こんな状態でいつまで生きなければならないのか、
早く死にたい…何故死ねないのか…
などなど…。

様々な苦しみを抱えておられる方々を前に、
どう応えることが、心を支えることになるのか。
本当に、それぞれの苦痛を少しでも和らげることができているのか。

「おそらく」「きっと」…という曖昧なものではなく、
正しく評価しなければならないと思うのです。

それが、私たち対人援助者の使命だから…。

村田先生はその手法を、
丁寧にご指導くださります。

今日の研究大会は、様々な方の講演や研究報告、
パネルディスカッションを通して、
改めて、対人援助の難しさと奥深さ、
そして重要性を考えさせられました。

まだまだです。
もっともっと学ばなければ❗

でも本当に楽しかったです。

ありがとうございました🙇

明日もきっとよい1日☀
明日はもっとよい1日🌱

みさこ🌻