「いのちの講座」
若年性アルツハイマーの当事者で、
「NPO法人若年性認知症問題にとりくむ会・クローバー」
副理事長の藤田和子さんの講演。
演題は「認知症のわたしたちが、考えていること、いっしょにつくっていきたいこと」
当事者にしかわからない現実、しんどさを元に、
生きにくさを抱える人達が地域社会で暮らすためのヒントや視点など、
大切なことをお話してくださいました。
認知症の人は何もできない…と思われがち。
可能なことさえ、周囲が、社会が不可能にしてきた。
しかし、本人の知恵によって工夫し、改善できる。
不可能ではなく、可能なのだと。
藤田さんはスマホを使用されている。
これは、私たちがあたりまえに使っているのと同じく
「使える」のではなく、
使えるように工夫しているのだと。
本人の「やりたいこと」を、
「できるようにする」にはどうすればよいのか…。
それを考えることが、
認知症の人が地域で暮らす可能性を広げるために、
とても大切なのだと。
認知症の人が一人の人間として、
自分らしく生きられる現状を
つくっていく。
本人がどうしたいのかを考えながら、
生活を紡いでいくことが大切だとも。
そして、
認知症の人が生きやすい社会は、
認知症ではない人も、生きやすい社会なのだと。
認知症にかぎらず、
様々な困難を抱えている人が、
地域社会で共に暮らしあえる、
生きやすい社会であること…。
私もそんな社会にしたい。
それが、めざすべきHilt (共に暮らしあう調和)。
学び多きあっという間の1時間半でした。
今日の学びを今後の活動に必ず繋げます🙋
ありがとうございました。
明日もきっとよい1日☀
明日はもっとよい1日🌱
みさこ🌻