タイトル🌟「満月の夜、母を施設に置いて」
詩🌟藤川幸之助さん
絵🌟松尾たいこさん
対談🌟谷川俊太郎さん
発行🌟2008年6月10日初版
タイトル🌟「まなざしかいご」
~認知症の母と言葉をこえて向かいあうとき~
詩文・写真🌟藤川幸之助さん
発行🌟2010年8月10日初版
タイトル🌟「徘徊と笑うなかれ」
詩🌟藤川幸之助さん
絵🌟岡田知子さん
発行🌟2013年9月30日
発行所🌟すべて 中央法規出版株式会社
藤川幸之助さんは小学校の教師を経て、
詩・文筆活動に専念されている作家さんです。
藤川さんのお母様は、認知症発症から24年の月日を生き抜き、亡くなられました。
これらの詩集は、藤川幸之助さんが、認知症のお母様と共に生きてこられた歴史が刻み込まれています。
「徘徊と笑うなかれ」は、その完結編です。
あるがままに、思いのままに、素直に書き綴られています。
その苦悩や哀しみ、寂しさやよろこび…。
藤川さんが感じたいろんな気持ちが、その時の行動と共に綴られています。
その光景が鮮明に目に浮かびます。
心に寄り添うという意味、まなざしの大切さ、
生きること、生き抜くこと、死ぬことの意味…。
胸が熱くなり、心が温かくなります。
私が最初に「まなざしかいご」に出会ったのは2011年。
その年の11月に藤川さんの公演会に行き、
愛に溢れる藤川さんのお話に、最初から最後までずっと泣いていました…😅
実はこの詩集も泣けるので、本当はなかなか読み進めることができなかったのでした💧
家族介護をされている方、介護職の方々には、是非手にとってみてほしい詩集です❤
みさこ🌻