タイトル🌟
「認知症の人の歴史を学びませんか」
著者🌟宮崎和加子さん
写真・文🌟田邊順一さん
発行者🌟荘村明彦さん
発行所🌟中央法規出版
久しぶりの本紹介。
この本も医療・介護に携わる方々には
是非一度開いてもらいたい
大切な一冊です。
今は認知症に関する知識や認知症の方の心理、応対(支援)方法など、
様々な情報を得ることができます。
とはいえ、まだまだ理解が深まっているとは思えない現実があると感じます…。
この本は、まだ整備されていなかった時代の日本の介護の姿を、
写真とメッセージにより、ストレートに伝えてくれています。
この時代の認知症の方々の姿をみて、
本来介護とはどうあるべきなのか…。
認知症の方々は、どう生きることがしあわせなのか…。
私たちはどんな介護、支援をすればよいのか…。
もっと深く感じ、考えなければならないと強く思うのです。
そんな風に考えさせてくれる一冊。
この時代に比べれば、取り巻く環境は整備されてきていると思います。
しかし、
悲しいですが、この時代と同じような状況が、
現代の日本の介護の現状にもあるということに、
気付くのではないでしょうか。
本質を見つめなければ・・・。
みさこ🌻